21卒メーカー内定院生のそれなり就活日記

21卒理系院生の就活ブログです。就活が終わったため、備忘録も兼ねてブログはじめました。

JR東海

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私が就職活動を始めて、最初に興味を持ったのがJR東海でした。

 

初めて社員の方と接点を持ったのは、学部4回生の秋の学内説明会です。

抜群の安定感、確実に1本を超えるであろう年収!というのを先輩から聞き、修士1年向けの説明会に潜り込みました。

そこには技術系社員(総合職)が数名来ており、全体説明のあと興味のある社員の元へ行き、さらに詳しい説明を聞く、という流れでした。

 

私自身は、インドで新幹線を通す業務に従事した社員の方のお話が印象的でした。

 

インドでは、日本と異なる法制度のため技術的な問題とともに、マネジメント的にも難しい課題が山積みで、とてもやりがいのある仕事だったと、熱を込めてお話しいただきました。

 

就活初心者ながら、鉄道業界に保守的なイメージを持っていたため、こんなにも外向きの仕事があるのか、と驚いたのを覚えています。

実際、鉄道が整備されるというのは、都市間の距離を短くし、産業の変化をもたらすことで、国自体の姿をおおきく変えてしまうものだと感じ、とてつもないやりがいを感じました。

 

将来、この会社で海外事業に携わってみたい、と強く感じさせられた説明会でした。

 

 

しかし、その後の合説や翌年の学内説明会で、より詳しく私たちが入社して携わるであろう業務についてお話をお聞きしているうちに、自分の思い描いていた仕事と異なることが分かってきました。

 

・私が魅了された海外業務は、ほんの一握りの人が携われるものであって、入社数年の若手が従事できるようなものではないこと。
・今後、そのような大規模な海外事業はしばらく出てこないであろうこと。
・国内業務はやはり、保守保全・管理の色合いが強いこと。

 

そのお話を聞きながら、新しい市場に挑戦できることやビジネス色の強い職種を希望していた私にとって、JR東海は魅力的な企業ではなくなっていきました。

 

リニアなどの新規事業をとっても、期間が長すぎ、かつ自分一人の裁量でできる仕事が少ない、という点でいまいちかなー、と。

 

社員の方は、真面目だけど日本の交通インフラを支えている、という自負と熱意を持った人が多いように感じました。

 

ジョブローテーションが多いという特徴はありますが、新幹線も半額くらいで乗れるらしいですし(あまり大きな声では言えないらしいです)、年収も高いし、単身赴任の負担も他社よりは少ないかもしれませんね。