各種就活サービスについて
就活サービスって色々あって、どれを使えばいいか迷いますよね。
今回は二年間ほどそれらのサービスを活用した感想を書いていこうと思います。
リクナビ・マイナビ
いわずと知れた就活サービス界の雄。これを登録せずして、就活生を名乗るべからず。
そのぐらい有名ですよね。
ですが、私は就活終盤の本選考の時期しか使っていません。
合同説明会なども主催してますが行ったことないですね。
それは私が2020年3月時点で、志望する企業・業界をある程度絞りこめていたからかもしれません(私は21年卒)。
業界が絞れていない人にとって、これらサービスが主催する合説は有益かもしれないですね。業界問わず色んな企業が参加しますし。実際、同時期に就活していた妹も行ってました。
ただ、これらサービスに登録しておくと本選考の時のマイページ作成が楽なんですよね。
登録している個人情報を、1クリックで企業のマイページに登録してくれます。
何十社もマイページ登録のために個人情報入力してられないですし、これは非常に助かってました。
1つだけ注意点ですが、企業のマイページに直接入力するのと違い、これらサービスを通すと実際の登録は翌日または翌々日になってしまうことが多いです。
ESの提出締め切りなど、切羽詰まっている場面では直接入力が無難でしょうね。
One Career
数ある就活サービスの中で、ぶっちぎりでお世話になりました。足向けて寝れないです。
大まかな対象としては、MARCH(関関同立)以上くらいの学生のイメージですが、それ以外の学生ももちろん使ってましたよ。
特に就活を進めるうえで役立ったのは、
・ES、選考体験記
・合同説明会
の2つです。
まずES、選考体験記。
私もそうでしたし後輩のESを見ていても思いますが、就活開始当初のESって自分が思ってるより数倍ヤバイですよ。私自身、作文とか小論文とかに苦手意識がなかったので、なんやかんや出来てるやろー、と思ってました。今となっては、はじめの方のESなんて恥ずかしくて人に見せられないです。
私の場合は修士1年の春の段階で先輩に添削してもらい、ボロカスに言われたことで修正しましたが、One Careerなどで他人の文章を見てESの書き方を学んでいく、というのも大いにアリだと思います。
選考体験記も結構役に立ちます。
選考フローを早くから知れるというのもありますし、面接内容を事前にある程度把握できるというのが大きいですね。
私は、修士1年の夏からGDが苦手だという意識があったのですが、志望する企業が選考フローにGDを含めていないのを知っていたので特に対策しませんでした。
面接内容も、私が受けていた企業は例年おなじような質問が多かったので参考になりました。平均7~8人の面接体験記を読んで、そこに書いてある内容はすべて答えられるようにしていました。目安ですが、結果が来るまでの期間なんかも書いてあるので、必要以上に不安になることもなかったです。
掲載されている企業は、いわゆる日系大手企業やメガベンチャー、外資コンサル、外資系銀行、外資メーカーとかですね。
そのあたりの企業を目指す人にとっては、これ以上ないくらい使い勝手いいと思います。
次に合同説明会。
私は就活の初期と、修士1年の少しだれてしまった時期に何回か行きましたね。
日系、外資系のトップ企業が参加しており、行くだけで就活強者になった気がします。関西開催のイベントに参加していましたが、触れ込みは「京阪神の大学生向け」だったと思います。もちろん私はその対象ではないわけですが、関係なく参加してました。
合説はあまり意味ない、みたいな意見を見かけることもありますが、私自身は参加してよかったと思います。
選考を検討してはいなかったけど、聞いたことある有名企業のブースに行って話を聞くことで世界が広がることもあります。
それと、興味がない業界の話をきいて、やっぱり面白そうと思えないなーと感じても、なぜ自分が興味をそそられないのかを分析することで、自分の軸を見つけることが出来ると思います。
実際、私はコンサルや投資銀行の話を聞いても面白いと感じられなかったことから、自分の身近にある製品を作っているメーカーに絞っていきました。
もう一つ、one careerの合説では、参加企業社員の特別公演が聞けるんですよね。
これは面白いと思います。ブースで事業内容やら福利厚生やら聞くのもいいですが、実際の業務においてどんな哲学を持って仕事しているのか、など熱い話を聞けると思います。私は総合商社の方のお話が印象に残っていますね。
この特別公演は事前抽選が必要ですが、学歴で落とされるとかはないと思います。私も申し込みした講演はほとんど聞けたので。
en-courage
これは研究室の先輩がメンターとして参加していたため、利用していました。同じ大学の先輩がメンターとして適宜面談で相談を受けてくれる、というのが強みかと思います。イベントなども行っており、私も何回か参加しました。イベントは参加する企業に偏りがあり、ベンチャーや文系就職向けかな。
ただ、就活序盤にベンチャー内定者や実際の社員の方とお話出来たことで、なぜ大企業で働くのか、個人で稼げる時代になぜ企業に所属するのか、について自分なりの考えを持つことが出来たことはよかったです。
あと、内定者(学部4回もしくは修士2年)がGDとか見てくれたりしましたね。
業界ごとに内定者を集めてイベントをしてくれたりするので、業界研究や企業研究に役立つんじゃないでしょうか。
ある程度規模の大きい大学なら○○大学支部みたいなのがあるはずです。
結局どの就活サービスがいいのか
月並みですが、人に依りけりだと思います。
自分の専攻や希望する業界と同じ先輩に聞くのが一番いいんじゃないでしょうか。
私は研究室の先輩や同期が似たような企業を志望していたので良かったですが、身の回りに同じ業界の志望者があまりいない場合なんかは、これらのサービスが運営するイベントなどを通じて、早めに情報を得られる人脈なりコミュニティを得るのが大事だと思いますよ。
他にも、外資就活やGoodFindのイベントに参加しましたが、全体通じてそんなに利用しなかったので今回は省きます。外資就活は、外資、コンサル、金融、日系大手などの最難関企業向け、という感じです。GoodFindはGDやフェルミ推定の練習にはいいと思います。